スーパーの野菜売り場で「茨城県産」のネギを目にする機会は多いですよね。それもそのはず、茨城県は日本でも有数のネギの一大産地なんです。
まずは、茨城のネギがどれだけすごいのか、3つのポイントで見ていきましょう。

生産量は全国第3位!
国の機関である農林水産省が発表した令和5年(2023年)のデータによると、茨城県のネギの収穫量は42,900トンで、なんと全国第3位にランクインしています。1位の千葉県、2位の埼玉県と並んで、関東地方が日本のネギ生産をリードしていることがわかります。
日本のネギの約1割が茨城県産
全国第3位という順位を、日本全体でとれた量で見てみると、その割合は**約9%**になります。これは、日本で食べられているネギの、およそ10本に1本は茨城県で作られている計算になります。私たちの食卓にとって、なくてはならない存在ですね。
情報は国のデータだから信頼できる
この記事で紹介している生産量の順位や量は、すべて**農林水産省の「作物統計」**という公式データに基づいています。調べ学習のレポートや発表で使う際にも、信頼できる情報として安心して活用してください。
なぜ茨城はネギの一大産地なの?3つの理由を分かりやすく紹介
では、なぜ茨城県ではこんなにたくさんのネギが作られているのでしょうか。それには、大きく3つの理由があります。
理由1:ネギの栽培に適した気候と土
ネギ作りが盛んな茨城県の西部地域は、水はけが良く、ネギがまっすぐ元気に育つのに最適な土壌が広がっています。また、夏でも比較的涼しい日があるなど、ネギが美味しく育つための気候にも恵まれています。
理由2:東京に近いという立地の良さ
茨城県は、日本最大の消費地である東京から近いという大きなメリットがあります。収穫したばかりの新鮮で美味しいネギを、すぐにたくさんの人々が待つ首都圏へ届けることができるのです。
理由3:昔からの歴史と農家の努力
茨城県の西部地域では、昔から稲作(お米作り)の裏作としてネギが栽培されてきました。昭和40年代ごろから本格的に栽培が盛んになり、長い年月をかけて農家の方々が栽培技術を磨き、工夫を重ねてきた努力が、今の一大産地を築き上げています。
茨城のネギはどこで作られている?2つのポイントで見る主な産地
茨城県の中でも、特にネギ作りが集中しているエリアがあります。
県の西部地域が主な産地
茨城県の地図を見ると、千葉県や埼玉県と接している県の西部地域が、ネギの主な産地となっています。このエリアは、先ほど紹介した「気候」や「土」といった条件が特に良く整っています。
特に有名なのは坂東市、古河市、結城市など
県西部地域の中でも、特に生産が盛んなのが**坂東市(ばんどうし)、古河市(こがし)、結城市(ゆうきし)、八千代町(やちよまち)**などです。これらの市や町が、茨城のネギ生産を力強く支えています。
「やわらネギ」だけじゃない!茨城のブランドネギと旬の時期3つのポイント
茨城県のネギは、ただ量が多いだけではありません。美味しさで知られるブランドネギや、一年中食べられるという強みもあるんです。
有名ブランド「やわらネギ」と「坂東ねぎ」
- やわらネギ: JA茨城むつみ管内で作られるブランドネギ。その名の通り、やわらかくて甘みが強いのが特徴で、市場でも高い評価を受けています。
- 坂東ねぎ: 坂東市で作られるネギも、地域のブランドとして人気があります。
珍しい「赤ねぎ」も
茨城県では、一般的な白いネギだけでなく、加熱するとトロリとした食感と甘みが増す**「赤ねぎ」**という珍しい品種も栽培されています。見かけたらぜひ試してみてください。
ほぼ一年中が旬!夏ねぎは全国トップクラス
茨城県のネギ作りの最大の強みは、栽培する時期を工夫することで、ほぼ一年中、新鮮なネギを出荷できることです。
特に、暑さに弱く栽培が難しいとされる**「夏ねぎ」の出荷量は全国でもトップクラス**を誇り、夏場の食卓に欠かせない存在となっています。
まとめ:茨城のネギについての重要ポイント
最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。
- 茨城のネギ生産量は全国第3位で、日本の約1割を占める。
- 日本有数の産地になった理由は**「気候と土」「立地」「歴史」**の3つ。
- 主な産地は坂東市や古河市などの県西部地域。
- **「やわらネギ」**などの有名ブランドがあり、一年中出荷できるのが強み。
地元の特産品であるネギについて、少し詳しくなれたでしょうか。スーパーで茨城県産のネギを見かけたら、ぜひその背景にあるストーリーも思い出してみてくださいね。



コメント