茨城県笠間市に鎮座する笠間稲荷神社は、京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷とともに日本三大稲荷の一つに数えられる、1370年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。年間350万人以上もの参拝者が訪れる人気の観光スポットでもあります。
この記事では、初めて笠間稲荷神社を訪れる方のために、アクセス方法から境内の見どころ、周辺のグルメ情報まで、観光を存分に楽しむための情報を分かりやすくご紹介します。

笠間稲荷神社へのアクセス3つの方法を解説【車・電車・駐車場】
まずは基本となる笠間稲荷神社へのアクセス方法です。車、電車それぞれの行き方と、駐車場の情報をまとめました。
車でのアクセス方法(最寄りIC・所要時間)
車で向かう場合、最寄りのインターチェンジは北関東自動車道の「友部IC」です。
- 東京方面から: 常磐自動車道を経由し、北関東自動車道「友部IC」で降ります。そこから国道355号線を通って約15分で到着します。
- 東北方面から: 常磐自動車道「水戸IC」で降り、国道50号線を経由して約20分です。
電車でのアクセス方法(最寄り駅・徒歩・バス)
電車を利用する場合の最寄り駅は、JR水戸線の「笠間駅」です。
- 徒歩の場合: 笠間駅から神社までは、歩いて約20分~25分かかります。
- バス・タクシーの場合: 駅からタクシーを利用すれば約5分です。また、毎日運行している「かさま観光周遊バス」に乗れば、「笠間稲荷神社前」バス停で降りてすぐなので便利です(月曜運休)。
駐車場の場所と料金について
神社には参拝者用の駐車場が用意されています。
- 境内駐車場: 無料で25台まで駐車できますが、大型車は利用できません。
- 地蔵前駐車場: 普通車90台が駐車可能です。こちらは正月期間や菊まつり期間中の土日祝日、ゴールデンウィークなどは有料となる場合がありますのでご注意ください。
その他、周辺にも市営の駐車場などがあります。
ここは必見!笠間稲荷神社の3つの見どころと所要時間
広大な境内には見どころがたくさんありますが、ここでは特に外せない3つのポイントをご紹介します。
国の重要文化財に指定された豪華な「本殿」
拝殿の奥に静かにたたずむご本殿は、江戸時代末期の建築で、国の重要文化財に指定されています。全面が精巧な彫刻で飾られており、その美しさは圧巻の一言。名工たちが約12年もの歳月をかけて作り上げたとされています。じっくりとその技術力の高さを感じてみてください。
樹齢400年!県の天然記念物「八重の藤」
境内には、樹齢400年を超える2株の藤の木があり、そのうちの一株である「八重の藤」は大変珍しく、茨城県の天然記念物に指定されています。例年5月上旬に見頃を迎え、満開の時期には境内が甘い香りに包まれます。
参拝にかかる時間の目安
境内をひと通り参拝し、見どころを見て回るのにかかる時間は30分から1時間程度が目安です。御朱印をいただいたり、お守りを選んだり、じっくりと彫刻を鑑賞したりする場合は、もう少し時間に余裕を持っておくと良いでしょう。
御朱印やお守りも!笠間稲荷神社の3つの楽しみ方
参拝だけでなく、旅の記念になる御朱印やお守り、そして写真撮影も神社の楽しみの一つです。
特徴的な「胡桃下」の御朱印
笠間稲荷神社の御朱印には、神社の古い呼び名である「胡桃下(くるみがした)」という文字が書かれているのが特徴です。これは、かつてこの地に胡桃の木がうっそうと茂り、その木の下にお稲荷様が祀られたことに由来します。
ご利益で選べるお守りと御札
社務所では、商売繁盛や家内安全、交通安全、厄除けなど、様々なご利益のお守りや御札をいただくことができます。デザインも豊富なので、自分に合ったお守りを探してみてください。
おすすめの写真撮影スポット
- 楼門・拝殿: 朱色が鮮やかな楼門や、重厚感のある拝殿は人気の撮影スポットです。
- 藤棚: 5月の藤の季節には、美しい藤の花を背景に幻想的な写真を撮ることができます。
- 菊まつり期間中: 秋に開催される「笠間の菊まつり」の時期には、境内が色とりどりの菊で飾られます。近年ではカラフルな和傘を飾る「アンブレラスカイ」も登場し、写真映えするスポットとして人気です。
参拝後に立ち寄りたい!周辺のおすすめランチ&お土産スポット3選
参拝を終えたら、神社の周辺を散策してみましょう。美味しいグルメやお土産が待っています。
門前通りで味わう名物グルメ
神社の目の前にある「門前通り」には、たくさんの飲食店やお土産屋さんが軒を連ねています。笠間名物の「いなり寿司」や、手打ちそばのお店などが人気です。食べ歩きを楽しむのもおすすめです。
定番から名物まで人気のお土産
お土産には、神社の名前にちなんだ「胡桃(くるみ)饅頭」が定番です。また、笠間は栗の産地としても有名で、栗を使ったお菓子もたくさんあります。 門前通りのお店をのぞいて、お気に入りを見つけてみてください。
少し足を延ばして立ち寄れる観光スポット
車で少し移動すれば、笠間焼のギャラリーや陶芸体験ができる「笠間芸術の森公園」や「茨城県陶芸美術館」など、アートに触れられるスポットもあります。
混雑を避けて満喫!観光モデルコースとベストシーズン3つのポイント
せっかくなら、ゆっくりと観光を楽しみたいもの。混雑を避け、満喫するためのポイントをご紹介します。
神社と門前通りを楽しむ半日モデルコース
笠間駅 →(徒歩またはバス)→ 笠間稲荷神社(参拝・見学:約1時間) → 門前通り(ランチ・お土産探し:約1.5時間)
このコースなら、半日程度で神社の参拝と周辺の散策を十分に楽しむことができます。
混雑する時期と比較的空いている時間帯
- 特に混雑する時期: 正月三が日は大変混雑し、参拝に1時間以上かかることもあります。また、藤が見頃のゴールデンウィークや、「笠間の菊まつり」が開催される10月下旬~11月下旬の週末も多くの人で賑わいます。
- おすすめの時間帯: 混雑を避けるなら、休日の早朝や午前中の早い時間帯が狙い目です。
イベントで選ぶおすすめの訪問時期
- 春(4月下旬~5月上旬): 樹齢400年の見事な「八重の藤」が見頃を迎えます。
- 秋(10月下旬~11月下旬): 日本で最も古い菊の祭典といわれる「笠間の菊まつり」が開催されます。境内が約5,000鉢もの菊の花で埋め尽くされ、圧巻の美しさです。



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