「水戸の偕楽園って梅が有名だけど、一番いい時期はいつなんだろう?」「車で行きたいけど駐車場はあるのかな?電車だとどう行けばいいの?」「広いみたいだけど、絶対見ておくべき場所や効率的な回り方が知りたいな。」
そう思う方もいるかもしれません。
実は、日本三名園の一つである偕楽園を最大限に楽しむためには、①梅まつりの最新情報、②アクセスと料金、③園内の見どころと歴史、そして④周辺の観光スポットという4つのポイントを事前に押さえておくことが大切なんです。
この記事では、2025年の梅まつりの開催期間や見頃、ライトアップ情報はもちろん、電車や車でのアクセス方法、必見のスポット、歴史的背景、さらにはおすすめのランチや観光モデルコースまで、偕楽園を満喫するための全8つのポイントを分かりやすく解説します。
水戸が誇る日本三名園「偕楽園」を知るための2つの基本
偕楽園が多くの人を惹きつけるのには理由があります。まずは、その基本的な魅力を2つのポイントでご紹介します。
日本三名園の一つ!約100品種3,000本の梅が咲き誇る名所
偕楽園は、石川県金沢市の「兼六園」、岡山県岡山市の「後楽園」と並ぶ、「日本三名園」の一つです。広大な園内には、約100品種、3,000本もの梅の木が植えられており、春になると一斉に咲き誇る様子は圧巻の一言。梅の名所として、全国的にその名を知られています。
徳川斉昭が創設!「民と偕(とも)に楽しむ」庭園
この庭園を造ったのは、江戸時代後期の水戸藩第9代藩主・徳川斉昭(とくがわ なりあき)。「偕楽園」という名前は、「領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたい」という斉昭の強い想いから名付けられました。武士だけでなく、一般の人々にも開放されたこの庭園は、近代的な公園の先駆けともいえる存在なのです。
【2025年】水戸の梅まつり完全ガイド!期間・見頃・ライトアップ3つの情報
偕楽園が最も華やぐのが、春の「水戸の梅まつり」。ここでは、2025年の開催情報や見頃について解説します。
①開催期間:2025年2月11日~3月20日
2025年の「水戸の梅まつり」は、2月11日(火・祝)から3月20日(木・祝) まで開催される予定です。この期間中は、様々なイベントも催され、多くの観光客で賑わいます。
②梅の見頃:2月中旬~3月中旬がベスト!
園内には「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と開花時期の異なる梅が植えられているため、長い期間にわたって花を楽しめるのが特徴です。例年の見頃は2月中旬から3月中旬頃。この時期に訪れれば、満開の梅が出迎えてくれるでしょう。
③夜のライトアップ「偕楽園 UME The Lights」
梅まつり期間中の土日祝には、夜間のライトアップイベント「偕楽園 UME The Lights」が開催されます。プロジェクションマッピングやレーザーで梅林や竹林が幻想的に照らし出され、日中とはまったく違うロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
偕楽園へのアクセス方法|電車・車・駐車場・料金4つのポイント
偕楽園へのアクセスは、公共交通機関も車も便利です。事前に確認して、スムーズな旅の計画を立てましょう。
①電車でのアクセス
- JR常磐線「水戸駅」下車。北口バス乗り場から偕楽園方面行きのバスで約20分。
- 臨時駅: 梅まつり期間中の土日祝を中心に、偕楽園のすぐそばにJR常磐線の臨時駅「偕楽園駅」が開設されます。特急「水戸偕楽園号」も停車するので大変便利です。
②車でのアクセス
- 常磐自動車道「水戸IC」から約20分。
③駐車場情報
偕楽園や隣接する千波湖(せんばこ)周辺には、複数の駐車場があります。ただし、梅まつり期間中は有料(普通車500円~)となり、大変混雑します。午前中の早い時間に到着するか、水戸駅周辺のコインパーキングに停めてバスで向かうのも賢い選択です。
④料金について
- 偕楽園本園: 大人320円、小・中学生160円
- 好文亭(園内の建物): 大人210円、小・中学生160円
- ライトアップ: 別途料金(大人500円、小・中学生300円)が必要です。
偕楽園の必見スポット4選!好文亭・孟宗竹林などの見どころ
広い園内には見どころがたくさん。どこから見ればいいか迷ったら、まずこの4つのスポットを目指しましょう。
①好文亭(こうぶんてい)
徳川斉昭が自ら設計した三階建ての別邸。文人墨客や家臣、領民たちを集めて詩歌の会などを催した場所です。木造の簡素な造りながらも、趣向を凝らしたデザインが見事。3階の「楽寿楼」からの眺めは素晴らしく、園内や千波湖を一望できます。
②孟宗竹林(もうそうちくりん)
園の西側に広がる、静寂に包まれた美しい竹林。緑の竹林が作り出す凛とした空気は、華やかな梅林とは対照的で、心を落ち着かせてくれます。
③吐玉泉(とぎょくせん)
大理石でできた白い湧水泉。絶え間なく湧き出る澄んだ水は、眼病に効くとも言われています。梅の花びらが水面に浮かぶ様子は、とても風情があります。
④水戸の六名木(ろくめいぼく)
園内に数ある梅の中でも、特に形や香り、色が優れているとされる6つの名木です。「烈公梅」「白難波」「月影」「江南所無」「虎の尾」「柳川枝垂」とそれぞれ名前がついており、探しながら歩くのも楽しみの一つです。
歴史を知ればもっと楽しい!偕楽園に込められた4つの想い
偕楽園がなぜこれほどまでに魅力的なのか。その背景にある創設者・徳川斉昭の想いを知ると、景色がまた違って見えてきます。
①「民と偕に楽しむ」という精神
藩主だけのものではなく、領民みんなが楽しめる場所にしたい。その先進的な考えが「偕楽園」の原点です。身分を問わず人々が集い、心身を休める場所でした。
②学問の場「弘道館」との一対の思想
斉昭は、学問や武芸を修める緊張の場として藩校「弘道館」を、そして心身を休める弛緩の場として「偕楽園」を造りました。この「一張一弛(いっちょういっし)」の精神に基づき、二つで一つの教育施設と考えていたのです。
③なぜ梅だったのか?
梅は「学問に親しめば花が咲き、怠れば咲かない」という中国の故事から「好文木(こうぶんぼく)」という別名があります。学問を奨励した斉昭にぴったりの花でした。また、花を観賞するだけでなく、実が梅干しとなり、いざという時の非常食になるという実用的な側面も重視されていました。
④「陰と陽」の世界観
偕楽園は、西側の杉林や竹林が広がる静かな「陰の世界」から、東側の梅林が広がる明るい「陽の世界」へと抜けるように設計されています。これは、厳しい冬(陰)を乗り越えて春(陽)を迎える生命の喜びを表現していると言われています。
写真好き必見!偕楽園のおすすめ撮影スポット&3つのコツ
偕楽園はどこを切り取っても絵になりますが、より印象的な写真を撮るためのヒントをご紹介します。
①おすすめ撮影スポット
- 好文亭と梅林: 偕楽園を象_徴する定番の構図。様々な角度から狙えます。
- 孟宗竹林: 緑の竹を背景にすると、梅の花の色彩がより一層引き立ちます。
- 見晴広場: 園全体や千波湖を見渡せる開放的なスポットです。
②撮影の3つのコツ
- 早朝を狙う: 開園直後は人が少なく、澄んだ光の中でゆっくり撮影できます。
- 天気を活かす: 雨の日は、しっとりと濡れた梅が趣深く写ります。晴れた日は、青空とのコントラストを楽しみましょう。
- 主役を引き立てる: 梅の花一輪にぐっと寄ってみたり、背景をぼかしてみたりすると、主役が際立つ一枚になります。
③ライトアップ撮影のポイント
夜間の撮影は手ブレしやすいため、三脚があると便利です。ただし、混雑する場所では周りの人の迷惑にならないよう、マナーを守って使用しましょう。幻想的な光と梅の共演をぜひカメラに収めてください。
梅だけじゃない!偕楽園を彩る3つの四季の魅力
偕楽園の魅力は梅だけではありません。季節ごとに様々な花が訪れる人々の目を楽しませてくれます。
- 桜(4月上旬): 見晴広場にある「左近の桜」をはじめ、園内で桜を楽しむことができます。
- つつじ(5月上旬): 燃えるような朱色が美しいキリシマツツジが一斉に咲き誇る様子は圧巻です。
- 萩(9月): 可憐なピンク色の花をつける宮城野萩が、秋の訪れを感じさせてくれます。
偕楽園と一緒に楽しむ!周辺ランチ&2つの観光モデルコース
偕楽園を訪れたら、ぜひ周辺も散策してみてください。1日をたっぷり楽しむためのモデルコースを提案します。
周辺のランチ情報
偕楽園周辺には、茨城名物の「納豆カツ」が食べられるお店や、昔ながらの洋食店、本格的なお寿司屋さんなど、様々なジャンルの飲食店が点在しています。散策しながらお気に入りのお店を見つけるのも楽しいでしょう。
①歴史探訪モデルコース(半日~)
- 午前: 偕楽園をじっくり散策(約2時間)
- 昼食: 偕楽園周辺でランチ
- 午後: バスで水戸駅方面へ移動し、徳川斉昭が造ったもう一つの重要施設、藩校「弘道館」を見学。偕楽園との繋がりを感じることができます。
②茨城満喫モデルコース(1日)
- 午前: 偕楽園を見学(約1.5時間)
- 昼食: 車や電車で大洗方面へ移動し、「那珂湊おさかな市場」で新鮮な海鮮丼を味わう
- 午後: 「アクアワールド大洗水族館」で海の生き物たちに癒される。または、夕暮れの「大洗磯前神社の神磯の鳥居」の絶景を見に行くのもおすすめです。
まとめ:魅力あふれる偕楽園で心豊かな一日を
今回は、茨城県水戸市が誇る日本三名園「偕楽園」について、2025年梅まつりのアクセス方法、歴史、そして周辺の観光スポットまで、8つのポイントに分けて徹底的に解説しました。
最後に、この記事の要点をもう一度振り返ってみましょう。
- 偕楽園は日本三名園の一つで、約100品種3,000本の梅が咲き誇る名所
- 創設者・徳川斉昭の**「民と偕(とも)に楽しむ」**という想いが込められた歴史的な場所
- 梅まつりは2月から3月。見頃は2月中旬~3月中旬で、夜のライトアップも必見
- 園内の見どころは好文亭や孟宗竹林など、梅以外にもたくさん
- 梅だけではなく、桜やつつじなど四季折々の魅力がある
- アクセスや料金、混雑状況を事前にチェックして計画的に訪れるのがおすすめ
ただ美しいだけでなく、創設者の深い想いや歴史に触れることができる偕楽園。華やかな梅に心躍らせ、静かな竹林で心を落ち着かせ、歴史的な建物に当時の人々の暮らしを想像する。そんな多様な楽しみ方ができるのが、偕楽園の最大の魅力です。
この記事を参考に、ぜひ次の休日は偕楽園を訪れて、心豊かになる素晴らしい一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。



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