茨城の梨は全国2位!生産量とシェアを3つのポイントで解説

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秋の味覚の代表格である「梨」。みずみずしくて甘い果汁がたまりませんよね。実は、茨城県はその梨の生産量が全国トップクラスを誇る、日本有数の名産地なんです。
まずは、茨城の梨がどれだけすごいのか、3つのポイントで見ていきましょう。

生産量は千葉に次ぐ全国第2位

国の機関である農林水産省が発表した令和5年(2023年)のデータによると、茨城県の梨の収穫量は31,500トン。これは、1位の千葉県に次いで、堂々の全国第2位です。

日本の梨の約16%が茨城県産

全国第2位という順位は、日本全体でとれた梨の量で見てみると、その割合はなんと約16%にもなります。つまり、日本で食べられている梨の、およそ6個に1個は茨城県で作られている計算になります。まさに日本の食卓を支える梨の一大産地ですね。

情報の出どころは農林水産省のデータ

この記事で紹介している生産量の順位や量は、すべて農林水産省の「作物統計」という公式データに基づいています。調べ学習のレポートや発表で使う際にも、信頼できる情報として安心して活用してください。

なぜ茨城は梨の名産地なの?歴史と3つの理由

では、どうして茨城県ではこんなにたくさんの梨が作られているのでしょうか。それには、豊かな自然と、長い歴史に裏付けられた3つの理由があります。

理由1:梨作りに最適な土と気候

梨の栽培が盛んな茨城県の地域は、「関東ローム層」と呼ばれる水はけのよい火山灰性の土壌に覆われています。この水はけの良さが、梨の木が病気になりにくく、根を深く張って元気に育つのに非常に適しています。また、昼と夜の寒暖差が大きい気候も、梨の糖度を高め、甘くて美味しい果実を作るのに役立っています。

理由2:東京に近いという立地の良さ

茨城県は、日本で最も多くの人が暮らす首都圏(東京)から近いという大きな強みがあります。収穫したばかりの最も美味しい状態の梨を、新鮮なうちに大消費地へたくさん届けることができるのです。

理由3:江戸時代から続く100年以上の歴史

茨城県での梨栽培の歴史は非常に古く、江戸時代にはすでに始まっていたとされています。明治時代に入ると本格的な産地として発展し、100年以上にわたって梨栽培の技術や知識を受け継いできました。この長い歴史と農家の方々の絶え間ない努力が、今の「梨王国いばらき」を築き上げています。

茨城の梨はどこで作られている?県内の5大産地を紹介

茨城県の中でも、特に梨作りが盛んな「5大産地」とも言える市や町があります。

  • 筑西市(ちくせいし)
  • 下妻市(しもつまし)
  • かすみがうら市
  • 石岡市(いしおかし)
  • 八千代町(やちよまち)

これらの地域が、茨城県の梨生産を力強く支える中心地となっています。地図で場所を確認してみると、県の西部から中央部にかけて産地が広がっているのが分かりますよ。

幸水・豊水だけじゃない!茨城の梨、3つの主要品種とオリジナル「恵水」

茨城県では、様々な品種の梨が栽培されており、夏から秋にかけて長期間にわたって旬の味を楽しむことができます。

定番人気の「幸水」「豊水」

  • 幸水(こうすい): 8月中旬から下旬が旬。シャリっとした食感と、強い甘みが特徴で、日本で最も多く作られている人気の品種です。
  • 豊水(ほうすい): 9月上旬から下旬が旬。幸水よりも少し大きめで、甘みの中にほどよい酸味があるのが特徴。果汁が非常に多いのも魅力です。

大玉で甘い「あきづき」

9月中旬から10月上旬が旬。「幸水」と「豊水」の孫にあたる品種で、それぞれの良いところを受け継いでいます。酸味が少なく非常に甘みが強く、果肉が柔らかいのが特徴です。

茨城の新しいエース「恵水(けいすい)」

茨城県が20年以上の歳月をかけて開発した、オリジナルの赤梨です。平均糖度が13度以上と非常に甘く、酸味が少ないのが最大の特徴。大玉でシャリシャリとした食感も楽しめます。まだ生産量が少なく希少ですが、茨城の梨の未来を担う新しいエースとして大きな期待が寄せられています。

まとめ:茨城の梨について

この記事では、茨城県の梨がなぜ名産地なのか、その理由をデータや歴史を交えて解説しました。

  • 茨城の梨の生産量は、千葉県に次いで全国第2位
  • 名産地となった理由は「土と気候」「立地」「歴史」の3つ。
  • 主な産地は筑西市や下妻市など、県西・県央地域。
  • 幸水・豊水などの定番に加え、オリジナル品種「恵水」も注目株。

地元が誇る秋の味覚「梨」。その背景にあるストーリーを知ると、一口食べたときの美味しさも、また格別に感じられるかもしれませんね。

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